NASAの実験 ハワイの火星とは!? [テクノロジー]
今月、アメリカで
NASA(米航空宇宙局)が支援するプロジェクトが行われた。
内容は
『有人火星探査における人間の心理状態の変化を調査する模擬実験』
今まで米国内で行われた、火星探査の模擬実験では最長となる8ヶ月。
8ヶ月とは長いですな。
NASAは2030年代までに火星有人探査の実施を目標としている。
そこでまず火星に行くには、現在の技術で片道8ヶ月かかる。
だが、8ヶ月間宇宙空間で生活をするわけで、人間の体が放射線に耐えられるのか。
専門家ですらそれは計り知れないという。
一説では、受ける放射線からのがんリスクを考慮すると
一年以内に火星探査を終了しないとならないとも言われている。
また、NASAは技術面だけではなく
探査クルーの精神状態が探査ミッションのストレス・重圧に耐えられるか、
そこにも重点をおいている。
上記の2点が有人火星探査を実現させるために
解決しなければいけない、大きな問題で、「レッド・リスク」と呼ばれている。
今回の8ヶ月に及ぶ模擬実験は、精神面の調査を目的とした実験。
実験内容を簡単にいうと、
まず、ハワイのマウナ・ロア山の麓に建てられた
白いビニール製のドーム(直径約11m・高さ約6メートル)の中に
科学や宇宙分野に深い関心を持っていてなおかつ、
高い教育を受けた20~30代の健康な男女が6人で生活をする。
ドーム内を宇宙船内とみなしているため、
ドーム外に出るには、当然宇宙服を着用しなければならない。
ドーム内の生活は宇宙船内をリアルに再現されており、
食べ物は宇宙食・インターネットの使用にも接続に20分をかかるらしい。
こんな隔離生活を8ヶ月するっていうもの。
現代の便利な生活につかっている
私は8ヶ月も耐えられないだろうな。。。
また、その実験場所も火星そっくり。
マウナ・ロア山の玄武岩質の溶岩に覆われていて、植物も動物も、ほとんどない。
火星の写真でよくみる、
赤土色の風景のそのまんまである。
うん、さすがNASA。
そういえば、
人類で初めて宇宙から地球を見た宇宙飛行士、
「ユーリ・ガガーリン」
彼は、初めて見た地球を
「地球は青かった。」と表現したけど、
火星を実際に自分の目で見た人はなんて言うんだろう。
衛生探査機での写真は数多くあるが、肉眼で見る火星はまた違うんだろうな。
表土の色が赤土色だから赤く見えるのか、
でも火星の大気のほとんどは二酸化炭素だし。
いろいろ予想してしましますよね。。。
やっぱ、宇宙にはロマンが溢れてるわ。
人類が火星に着陸するまで、
長生きしないとな。
本日も乱文をお読みいただき
誠にありがとうございました。